マイブックシェルフ
(私の思想に影響を与えた本たち)
大学生のころから最近まで、私の思想に影響を与えた本のうち、代表的なものを選びました。各ジャンルごとにほぼ私が読んだ順に並べてあります。
一般の本
『沈黙』遠藤周作(1966年、新潮社):
島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。
大学生の時、私は、踏み絵を踏まされるロドリゴの姿を、自分に置き換えて考え込んでしまった。
信仰の対象であるご本尊を踏まなければ、無辜の信者たちが苦しめられた上に殺されると言われたら、私はどうするだろう。
遠藤周作のこの作品は、キリスト教の枠を超えて、信仰とは何かを問いかけてきた。
『バカにつける薬』呉智英( 1988年 、 双葉社 ):
狂信=党派性。あらゆる党派は、自分たちが正しいのだと「論証」している。だが、党派は、どうしたら自分が正しいなどと「論証」できるのか。それは、公理の正しさを、公理から派生した下位命題をもって「論証」しているようなものではないか。
私も創価学会に疑問を持った最初のころは、なかなか創価学会の論理の呪縛から解放されなかった。 しかし、本書を読んで、創価学会の外に視点を移して、そこから客観的な目で創価学会を検証することができるようになった。
『代表的日本人』内村鑑三(1995年、岩波文庫)
『アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール/著 山際素男/訳(2005年、光文社新書)
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』苫米地英人(2012年、徳間書店)
創価学会批判本
『訴訟された創価学会』松本勝彌(1973年、現代ブレーン社):
創価学会に疑問を抱いた最初に読んだ創価学会批判本。ショックでした。
『美と宗教の発見』梅原猛(1967年、筑摩書房):
「創価学会の哲学的宗教的批判」という項目の中で、哲学的に創価学会の問題を的確に指摘している。勉強になりました。
『公明党と創価学会』木内宏(1974年、合同出版)
創価学会サイドの本
『創価学会』田原総一朗(2018年、毎日新聞出版):
『日興門流と創価学会』須田晴夫(2018年、鳥影社):Kindle unlimitedで読めます。
「本因妙抄」「本因妙抄」や「六巻抄」など、日蓮大聖人以後の文献の位置づけが、これまでもやもやしていたが、かなり整理されました。
著者の須田晴夫さんは創価学会の元教学部長で、東大出身。なんと私も、学生部のとき、法華経研究会の会合でお会いしたことがあります。面識のある先輩でした。
本書の付論として、創価大学宮田幸一先生に対する批判が展開されていますが、宮田先生も法華経研究会の先輩とのこと。面識はありませんでしたが。宮田先生は、「日蓮本仏論」を明確に否定されています。須田さんはそこに噛みついたというわけです。
仏教関係の本
『仏教の思想』(上・下)梅原猛(1980年、角川書店):
上巻では、天台大師智顗の説いた「五時八教」は近代文献学の成果に照らすと誤りであると教えてくれた。
『バウッダ』中村元/三枝充悳(2009年、講談社学術文庫)
『自分を変える気づきの瞑想法 - やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法』アルボムッレ・スマナサーラ(2004年 、サンガ)
『アップデートする仏教』藤田一照/山下良道(2013年、幻冬舎新書)
『仏教、本当の教え』植木雅俊(2011年、中公新書)
『ほんとうの法華経』橋爪大三郎/植木雅俊(2015年、ちくま新書)
『本当の仏教を学ぶ一日講座 __ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』佐々木閑(2013年、NHK出版)
『大乗仏教 __ブッダの教えはどこへ向かうのか』佐々木閑(2019年、NHK出版)
『科学するブッダ 犀の角たち』佐々木閑(2013年、角川ソフィア文庫)
『必生 闘う仏教』佐々井秀嶺(2010年、集英社新書)
『池上彰と考える、仏教って何ですか?』池上彰(2012年、飛鳥新社)
宗教関係の本(仏教以外)
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